先週、ある児童出版社の方と電話で話をしていたところ、沢田としきさんの訃報を聞きました。
沢田さんは絵本作家でありイラストレーターで活躍されていた方です。
白血病で今年の春に。
一瞬、何の事だかわかりませんでした。
確かにここ数年お会いすることもなく過ごしてきましたが、かなり勝手な思い込みで忙しくしていらっしゃるのだろうと思っていましたから。
沢田さんがいないと、チルビーはできなかったと言っても過言ではありません。
札幌のちっぽけな会社がはじめたこのコンテンツ。
素敵な絵本を作られている作家さんや出版社さんに映像化のお願いをしても断られっぱなしだったころ、沢田さんはきちんと向き合って話を聞いてくださいました。そればかりか、共感してくださり、他の作家さんや出版社の方にもご紹介してくださった方です。
時には厳しく怒ってくれたことも。それは、映像化するときの作家としての真摯な姿勢の現れでした。
パッケージデザインにもいろいろとデザイナーの観点から指南してくださったり、東京での打合せ後下北沢に飲みに連れて行ってくださったり。
東京の録音スタジオで「アフリカの音」を表現しましたよね。
数年かけて商品化されたときには、わざわざお手紙もくださいました。
いろんなことが思い出されます。泣きそうです。
私にとってあなたは叱咤激励の達人でした。
いつもいつも頼りっぱなしのままで、恩返しできないままで本当にすいません。
沢田さんから教えてもらった絵本への思い、非力ながら必ずチルビーを通して伝わるようにします。
それが、私が沢田さんが与えてくださった使命だと信じています。
ご冥福をお祈り申し上げます。
もう夏ですね〜
今日は久々に太陽さんがいますよ(^v^)
ちなみに、お祭り期間中は、曇り/雨/曇り/雨の繰り返しでした。。